睡眠障害とは、人の睡眠と覚醒に関連する多様な疾患のすべてを指す用語です。

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不眠の原因は人それぞれ複数が絡み合っています

不眠の原因は一つに特定することは難しく実際には複雑に絡まって起こることが多いのです。

 

@ストレス

不眠症のほとんどはストレスが原因であることが多い。
精神的な緊張や不安感は、身体に現れる不調がないと本人に自覚されないことも多いのです。
眠りが浅い、夜中に目覚めるなどの傾向があります。

 

A体調不良

肩こりや腰痛、冷え性、目の疲れ、更年期障害などにより、睡眠に悪影響が出ることがあります。
寝付きがよくない、起きたときに痛みを感じるなどの傾向があります。
これらは寝る前に身体の緊張を十分に解きほぐす、
血行をよくするための工夫や運動を行うことで改善されます。

 

B体内時計の乱れ

朝・昼・晩の時間と、身体の体内時計が感じ取っている時間とにズレが生じることで、
社会生活に支障をきたすような時間帯に眠気が生じてしまうことがあります。
それを「サーカディアンリズム障害」といいます。
時差症候群(時差ぼけ)、「睡眠相後退症候群」(夜更かしや朝寝坊、夜勤などが習慣化してしまった状態のこと)、「非24時間睡眠覚醒症候群」(朝日によってリセットされるべき体内時計が何らかの理由でズレてしまうケース)の3種類があります。

 

C日常生活の乱れ

生活習慣のあらゆる要素が、知らず知らずのうちに睡眠に影響を与えています。
不規則な食事、栄養の偏り、カフェインの過剰摂取、飲酒、喫煙の常態化、運動不足です。
不眠の原因となるこうした生活の乱れを積極的に改善することで、質の良い睡眠へと変化、
不眠を解消することが可能になるでしょう。

 

D睡眠環境

何となく寝る部屋(寝室)が落ち着かない、騒音や明るい光が気になる、寝具が身体に合っていないなど、
環境が原因で不眠になることもあるもです。
室温・湿度、音、明るさ、色など眠りにはさまざまな要素が影響しています。
落ち着かない原因、心地よく感じない原因を探ってみて、寝室環境で改善できることであれば、
少しずつ変えていくことをおすすめします。

 

特定健診・特定保健指導

「メタボ健診」の検査項目は腹囲、血圧、血糖値、コレステロール値の4つです。

 

心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病などメタボによって引き起こされることの多い病気は、
不眠との結びつきが大きいにも関らず、
その対策として睡眠改善を呼びかけるものをほとんど見かけません。

 

実際に睡眠に問題を抱えていても、大きな病気ではないと思うのか、
気になっていても「医者にかかるほどではない」と考えがちです。

 

しかし不眠には深刻な病気が心配されるタイプがあるため、その見極めは大変重要です。
一見、関係がなさそうに見えても、不眠を改善することで、予防したり克服できる病気は多いのです。

 

それでは、医師の受診をしたほうがよい不眠とは、
うつ病など精神疾患から来る不眠、身体の病気と関る不眠、
睡眠障害による不眠では、その取り組み方法がまったく異なります。

 

「不眠だな」と思う人は、まずこれらについて知ることが重要です。

 

心の病気と身体の病気

うつ病、統合失調症、自律神経失調症などです。
うつ病は眠れない、眠りが浅い、早朝覚醒などが特徴です。

 

統合失調症は、思春期から青年期にかけて多く発症します。
被害妄想や幻聴なども起き、生活が不規則になって不眠になります。

 

脳梗塞、脳出血、パーキンソン病、認知障害など、脳や血管の障害が引き起こす不眠があります。
リュウマチやアレルギー、喘息や閉塞性肺疾患なども不眠の原因となります。

現代の若い人に増えている睡眠障害関連エントリー

理想的な睡眠時間は何故8時間か?
よく「人間は一日平均8時間程度の睡眠が理想的」といいますが、8時間とは何故、どうして出てきた数字なのでしょう。1960年頃、アメリカの海軍病院で睡眠にまつわる実験が実施されたことにあります。温度と湿度を一定に保たれた無音で真っ暗な部屋で一週間続けられ、食事は液体栄養剤をストローで飲み、動くことは許されないベットに横たわったまま、起きているか眠るかのどちらかだけ。一週間、脳波が記録され、一日目は何にもすることが無くよく眠り、平均すると16時間ほどの睡眠で、20時間眠る人もいました。しかしその後、睡眠時間はドンドン減っていき、最終的に8時間前後になりました。
睡眠の2つ特徴的なタイプ
ショートスリーパーは、精力的、野心的、グループ内で有能さを発揮する人が多い。勤勉、自信家で社会に適応していて、性格的には果敢なところがあります。自分自身と現在の生活に満足して、政治などに対しても不平はあまり持っていない人。ロングスリーパーは、何事につけ悲観的、社会的、政治的に批判的な傾向が強い。ショートスリーパーに比べ、色々な面で満足していない、睡眠という行為を高く評価する一方、大部分の人は軽度か中度の神経病的問題を抱えている。
女性はどうして生理前に眠くなるのか?
排卵期・排卵期=月経が終わってから排卵までの約14日間。この時期は身体的にも精神的にも活動が盛んでスムーズになり、眠気は抑えられ、睡眠時間も自然と軽減する傾向があります。黄体期・月経期=排卵から次の月経が終わるまでの約14日間。起きるのが億劫だったり、身体がだるく感じられたり、強い眠気に襲われる。睡眠時間も不規則になり、精神的に不安定になる。頭痛や情緒不安定、集中力の欠如、胸の張りと痛み、むくみなどの症状が見られ、月経前症候群(PMS)はこの黄体期に起こります。
時差ぼけが起こる原因
体内時計と体外(現地)時計とのズレによって、睡眠障害が起こります。それに伴い日中に眠気に襲われることが多くなり、作業効率が低下する、疲労が溜まる、食欲が減退する、胃腸障害、目の疲れが生じたりします。時差ぼけの症状は、日本から米国など、東方飛行に顕著に現れるようです。
どうして寝ぐせが出来るのか?
寝ている間に、人は平均コップ1杯分の汗をかいています。それは発汗による熱放射で体温を下げ、よく眠るためです。当然、頭皮からも汗が出ていますから、乾いた髪のままで眠っても、髪は水分で湿ることになり寝ぐせになります。