今日の出来事などを

給食当番の最後の仕事 ― 誰も見ていない“片付け”が本当の役目だった

給食が終わると、ほとんどの子は遊びに行く。だが給食当番は残る。まだ仕事があるからだ。少し面倒だと思う気持ちもあった。正直なところ、遊びに行きたかった。でも同時に、「これは自分の役目だ」という気持ちもあった。今思うと、あの片付けの時間は大事な...
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給食当番の特権 ― みんなより少し早く知る“今日のメニュー”

給食当番の楽しみの一つ。それは、今日のメニューを一番早く知ることだった。給食室に入ると、並んでいる食缶で分かる。カレーの日は、すぐに匂いで分かる。その瞬間、心の中で「やった!」と思う。昭和の給食は、今ほど豪華ではなかった。パン、牛乳、スープ...
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配る順番で小さなドラマ ― 給食配膳は意外と頭を使う仕事だった

給食を教室に運び終えると、次は配膳の時間。机を前に出し、配膳台を作る。教室は一気に給食の匂いで満たされる。その瞬間、クラスの空気が一番明るくなる。「腹減ったー!」そんな声があちこちから聞こえてくる。給食当番としては、少し誇らしい瞬間でもあっ...
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昭和の給食当番は小さな仕事じゃない ― 白衣を着た瞬間、責任が始まった

朝のホームルームで先生が言った。「今週の給食当番はこの班です」自分の名前が呼ばれた瞬間、胸の奥が少しだけドキッとした。嬉しいような、少し緊張するような、そんな気持ちだった。給食当番は特別な役目だった。ただ食べるだけではない。みんなの給食を運...
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昭和の給食で意外と人気だった「クジラの竜田揚げ」―今では貴重な思い出の味

今ではほとんど見かけない給食メニュー。それがクジラの竜田揚げ。当時は普通に給食に出ていた。子どもの頃は、それが特別な食材だとは思っていなかった。ただ「肉っぽいおかず」そのくらいの感覚だった。でも今考えると、とても貴重な食文化だったのだと思う...
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昭和の給食の人気者「カレーシチュー」―教室中がいい匂いで満たされた日

カレーの匂いがすると、それだけでテンションが上がる。昭和の給食でも、カレーの日は特別だった。給食のカレーは、家庭のカレーとは少し違っていた。どちらかというとカレーシチューのような優しい味。辛さはほとんどない。それでも、子どもたちは大喜びだっ...
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昭和の給食の定番「ハンバーグ」―子どもたちが一番静かになる瞬間

給食の献立表を見て、クラス中がざわつく日があった。その理由は、ただ一つ。ハンバーグの日。あの日だけは、教室の空気が少し違った。昭和の給食のハンバーグは、今のファミレスのような豪華なものではない。少し平たくて、ケチャップ風のソースがかかってい...
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昭和の給食の名脇役「マカロニサラダ」―大きなアルミ食缶から広がる懐かしい香り

給食の時間が近づくと、教室の空気がどこか柔らかくなる。あの独特の香りが、廊下の向こうからふわっと漂ってくるのだ。その日のおかずは、マカロニサラダ。アルミの食缶のふたを開けた瞬間、ほんのり甘いマヨネーズの香りが教室いっぱいに広がる。その香りを...