スポンサードリンク

体内の不要物

人間は日々代謝を行なう

不要物として体の中からの、アンモニア、尿素、尿酸は、たんぱく質や核酸が分解されて出てくる老廃物です。

 

他の、二酸化炭素は糖や脂肪が酸化され、エネルギーが取り出されるときに発生します。

 

いずれも、生命を維持するために行なう代謝によっって出てくるものです。

 

一生涯出され続ける不要物です。

 

コレステロールや塩分などのように、体にとって必要なものでも、摂り過ぎれば不要物として排泄されます。

不要物の回収

体から出た不要物も、回収をしなければなりません。

 

そこで、回収をする役割を果たしているのが、心臓や血管などの循環器系になります。

 

血液には、人間が生きていく上で、必要不可欠な酸素や栄養を運ぶ働きがありますが、体内の不要物を回収する働きもあります。

 

そのため、細胞から出た不要物は、血液によって回収され、それぞれの処理係へと運ばれます。

 

血液の循環がスムーズに行なわれまいと、不要物が回収されないので、体の中に不要物が溜まり、臓器や細胞の働きを邪魔することになります。

 

不要物は大きく分けて、脂溶性のもの、ガス状のもの、そして水溶性のものの3つあります。

 

血液によって、回収された不要物は、その種類によってさまざまなルートを通り、体の外へと排泄されます。

脂溶性の不要物

アンモニア、コレステロール

水に溶けない脂溶性の不要物は、肝臓から胆汁と一緒に胆道をへて体外に排泄されます。

 

脂溶性のものでも、肝臓で水溶性に変換されれば、水溶性の不要物排泄ルートで処理されます。

ガス状の不要物

二酸化炭素

細胞から吐き出された二酸化炭素は、血液に溶けて肺に運ばれます。

 

肺胞でガス状になり、毛細血管から肺胞内に出ていきます。

 

そのとき、肺胞内の酸素は、二酸化炭素と入れ替わりに毛細血管を通じて血液に取り込まれます。

 

これが呼吸で、二酸化炭素のようなガス状の不要物は、この呼吸によって、鼻や口から体の外に捨てられます。

水溶性の不要物

尿素・尿酸

水溶性の不要物は、水に溶けて体の外に排泄されます。

 

腎臓は、水溶性の不要物を排泄するためのもっとも大切な器官です。

 

腎臓で作られる尿が不要物を運んでいます。

 

汗も体の中の不要物を外へ出す働きをしています。

腎臓の仕組み

尿

尿は体の中の不要物を排泄しています。

 

腎臓は、ウエストあたりの背中側に左右1つずつありそら豆のような形をして、約130gほどの臓器です。

 

腎臓へは、大動脈から2本に枝分かれした、腎動脈によって血液が送り込まれてきます。

 

腎臓は厚さ約1〜1.5cmの皮質と、その内部の髄質の2層からできています。

 

2つの腎臓は、まったく同じ働きをしているので、片方の腎臓が働かなくても、もう一方がうまく働いていれば、体液に含まれるさまざまな成分の量は十分に保たれます。

 

腎臓は、余力に優れている臓器です。

 

腎動脈は、腎臓の中で何段階にも枝分かれしていますが、最終地点に糸球体と呼ばれる毛細血管の束があります。

 

糸球体は、ボーマン嚢(ボーマンのう)が1組になったものを腎小体といいます。

 

糸球体では、基底膜というものが、フィルターとなっていて、通常は赤血球や白血球、たんぱく質が通り抜けることはありません。

 

血液中の水、ブドウ糖、アミノ酸、ビタミン、ナトリウム、カリウム、リン酸、老廃物の尿素、尿酸クレアチニンなどサイズの小さいものだけが、このフィルターを通り抜けて、ボーマン嚢の中にしみ出て行きます。

 

ろ過された、染み出された液体を原尿といいます。

 

原尿は、曲がりくねった細い管(近位尿細管)へと流れていき、エネルギー源のブドウ糖やアミノ酸などの栄養分が再吸収されて血管へと戻ります。

 

近位尿細管は、血液のリサイクル装置といえます。

 

老廃物の多くも再吸収されてしまうので、不要なものまでが尿として捨てられるということではありません。

 

再吸収されなかった、水や老廃物は、その先の集合管に流れ込む液体の量は原尿の1%程度です。

 

原尿の量は、1日約160リットルといわれ、1日の正常な尿量は約1.5リットルです。

 

糸球体でろ過される量の99%以上は、尿にならずに再吸収されます。

 

この集合管に流れ込んだ、液体が尿で、さらに腎杯(じんぱい)腎盂(じんう=腎盤)に集められて、尿管へと移行していきます。

急性肝炎

急性肝炎の主な症状は、強い倦怠感と食欲不振、微熱と目が黄色くなる黄疸、軽い腰痛や下痢。

 

薬剤でも起こりますが、多くは肝炎ウイルスで起こります。肝炎ウイルスとして、A型・B型・C型が主なものです。

A型肝炎

汚染された食物や水で起こります。不潔な場所に多く見られます。

 

HA-IgM抗体が陽性となれば診断できます。ほとんど2ヵ月以内に治り、慢性化することはありません。

B型肝炎

性交・輸血・母子感染(B型ウイルス陽性の母親から出産した子どもに感染すること)。

 

ほとんど治癒しますが、1〜2%は慢性化します。

 

慢性肝炎になると、肝硬変や肝がんが高率に発生します。

C型肝炎

輸血による肝炎の90%はC型です。

 

C型肝炎の原因は輸血や性交・母子感染は比較的少なく多くは原因は分かりません。

 

HCV抗体が陽性となれば診断できます。HCV・RNA陽性を確認すると確実です。

 

80%以上に慢性化します。

 

慢性肝炎になると、B型と同様、高率に肝硬変や肝がんになります。

 

献血のときに、B型・C型肝炎をチェックしているので輸血による感染はほとんどありません。

 

急性肝炎の症状は、共通でかぜのような症状が長引いて、強いだるさ、食欲不振、吐き気、下痢などを起こします。

 

微熱や黄疸を伴なうこともあります。

 

内科消化器での治療は、安静と原因に対する治療法がないので、症状に応じた治療となります。

慢性肝炎

慢性肝炎の主な症状は、症状は特にない、血液検査で肝障害(GOT,GPTの高値)を指摘、肝障害が6ヵ月以上続くことが特徴です。

 

慢性の肝炎には、薬剤性肝炎や自己免疫性肝炎などもありますが、多くはB型とC型のウイルス性肝炎です。

 

B型急性肝炎の約1?2%が慢性化して、B型慢性肝炎になるといわれます。

 

C型急性肝炎では、80%以上が慢性化して、C型慢性肝炎となります。

 

B型及びC型慢性肝炎では、長い期間を経て、高率に肝硬変や肝がんが発生します。

 

内科消化器での治療は、インターフェロン注射などが使われます。

 

インターフェロン注射は、うつ病や心臓障害などの副作用があるため注意して使用されます。

肝臓の主な働き

栄養分の調整と貯蔵

三大栄養素・たんぱく質・炭水化物・脂質を体内で利用できる形に変えて、貯蔵したり必要に応じて血液に流したりする代謝。

解毒作用

体内のたんぱく質からできるアンモニアやアルコールの分解中に生じるアセトアルデヒドなどを酸化、還元により身体に有害な物質を分解し無毒化して、体外に排出する働きをします。

 

赤血球を分解し、脂肪などの消化吸収を助ける胆汁を作ります。

 

古い赤血球中のヘモグロビンを分解、ビリルビンや鉄分を生成。

 

ビリルビンは胆汁の材料で、鉄分は新しい赤血球の材料になります。

肝硬変

肝硬変の主な症状は、倦怠管と体重減少、手の平が赤黒い、上胸部に多数の赤い糸くずのような斑点、腹水、肝臓の細胞が壊れてボロボロになり、肝臓としての働きだできなくなる病気です。

 

アルコール性肝炎・B型・C型慢性肝炎が主な原因です。

 

長い間無症状で、次第に倦怠感や体重減少が見られるようになります。

 

手の平は薄く赤黒く、首から胸にかけて赤い小さな糸くずのような斑点がいくつもできます。

 

進行すると、白目の部分や皮膚の黄色くなる黄疸や腹水、足のむくみが出現します。

 

胃腸や食道静脈瘤からの出血のために吐血することがあります。

 

さらに進行すると、アンモニアなどの有害物質が溜まり、意識が混濁してきます。

 

そして、意識消失となります。内科消化器での治療では、飲酒は禁止します。

 

腹水やむくみ(浮腫)には、利尿剤を使ったり、腹水吸引、シャント手術などをします。

 

肝性脳症(意識障害)には、たんぱく質制限。

 

胃腸の出血は、ビタミンKや凍結血漿が使われます。

 

食道静脈瘤の出血では、内視鏡的な硬化療法(止血剤の注入)や結紮術が行なわれます。

胆石症

胆石症の主な症状は、無症状も多い、右上腹部の激痛、胆嚢炎を併発した時に発熱肥満者に多い。

 

胆嚢の中に結石ができる病気です。

 

女性に多く、加齢・肥満・糖尿病・妊娠などが誘因となります。

 

胆石防止には、穀物や甘いものの糖質の少ない食事と運動がよいといわれます。

 

胆石では、コレステロール結石とビリルビン酸カルシウム結石が主なものです。

 

多くは無症状で、レントゲンやCTの検査などで発見されます。

 

右の上腹部が痛み、多くは激痛です。

 

細菌感染を併発すると、胆嚢炎を起こします。痛みのほかに熱が出現。

 

胆嚢炎のほとんどが、胆石を持つ人に起こります。

 

内科・外科消化器での治療は、胆石(結石)の直径3cm以上のとき胆嚢壁に石灰化が見られる時は手術をします。

 

腹腔鏡による手術は退院も早くでき、腹腔鏡でうまくできないときは開腹手術をします。

 

衝撃波による胆石破砕術(ESWL)は効果が確実でないためあまり行われません。

潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎の主な症状は、血の混ざった下痢(血便)、左下腹部痛と切迫した排便感若い人に多く、青白い顔(貧血)。

 

大腸の粘膜が侵されて、ただれやS状結腸が侵されます。

 

下行結腸まで広がるもの、さらに横行結腸から上行結腸に及ぶものもあります。

 

血の混ざった下痢(血便)と左下腹部痛、我慢できない排便感が出現します。

 

このような症状の増悪を繰り返して起こします。

 

症状の進行とともに血性下痢の回数が増えて、貧血が進行します。

 

栄養が低下するため血液中のアルブミン濃度が低下します。

 

大腸内視鏡で、粘膜のたたれやむくみ、排膿などの特徴的な所見が見られれば診断がつきます。

 

本症の病歴が10年以上で、大腸がんの発生率が高くなってきます。

 

発症後8年以後は、定期的な大腸内視鏡検査と組織検査(生検・バイオオプシ)が必要です。

 

消化器内科での治療は、サラゾピリン錠、ステロネマ注腸液(ステロイドの注腸液)などが使用されます。

 

再発を繰り返すので、症状が治まってもサラゾビリン錠などを維持療法をして使いつづけます。

 

大腸がんの発生率などが起これば手術をします。

アルコール性肝炎

アルコール性肝炎の主な症状は、無症状が多い、アルコールの多飲、血液検査で肝障害(GOT,GPT,γ-GTPの上昇)。

 

アルコールの過剰摂取で肝臓の細胞が破壊させてしまう病気です。

 

B型慢性肝炎、C型慢性肝炎と並んで肝硬変の主要な原因です。

 

アルコール摂取の量が多いほど、飲酒期間がないほどかかりやすくなります。

 

B型、C型肝炎があると、さらに悪化しやすくなります。

 

血液検査で、GOT,GPT,γ-GTPが上昇しGPTが高いことが特徴です。

 

ビルルビンも上昇して黄疸を起こします。

 

高いほど重症で、肝硬変に移行すると、アルブミンや血小板が減少します。

 

進行すると、食欲不振、腹痛、腹水、発熱、皮下出血などの出現。

 

内科消化器での治療は、禁酒、十分な糖質のグルコースとビタミンB1と葉酸を補給。

 

アルコール性脳症やビリルビン高値で酷い黄疸では、ステロイドを使用することもあります。

脂肪肝

脂肪肝の主な症状は、血液検査でAST(GOT),ALT(GPT)が高い、通常、肥満・アルコール多飲がある、症状はない。

 

肝臓に脂肪が溜まり、肝臓が腫大する病気です。

 

肝臓の細胞が破壊されて、AST(GOT),ALT(GPT)の酵素が血液の中に増量します。

 

肥満とアルコール多飲が主な原因です。

 

糖尿病・高中性脂肪血症・長期のステロイド使用・飢餓・輸液栄養(高カロリー輸液)などでも起こります。

 

アルコール性脂肪肝では、治療をしないと、アルコール性肝炎から肝硬変へと進行します。

 

肝硬変(肝臓の繊維化)からは、肝細胞がんが高率に発生します。

 

アルコール性肝炎では、AST値がALT値より大きいことが特徴です。

 

肝硬変に移行すると血小板が低下します。

 

消化器内科での治療は、アルコール性肝炎では、アルコールを減量・中止します。

 

肥満があれば、体重を減量します。肝臓改善剤や抗酸化作用のビタミンEの投与。

 

インスリン抵抗性を減らして、脂肪を吸収する投与をします。

 

育毛百科トップへ
育毛百科は薄毛や抜け毛と闘う

スポンサードリンク