
女性ホルモンは、髪の毛を元気に保つために大切なホルモンです。
男性ホルモンから作られた、DHT(ジヒドロテストステロン)には、なんと髪の脱毛を促す働きがプログラミングされているんですね。
女性の体内にも男性ホルモンが存在して、男性にも女性ホルモンがありますが、これはもともと母の体内では女性から男性に変わると、何かの本で読んだ記憶です。
だから、女らしさや男らしさやと言うのは、それを知っていた昔の人たちが作った言葉だと思います。
子供のころに周囲の大人からあなたが女だったらねなどと言われた経験がありませんか。
男の子なのに気が付き周りに神経が行き届いた所を大人たちは見ていたのでしょうね。
ホルモンの受容体は決まっていて、他には全く関与せず極々微量でしっかり役目を果たすようにプログラミングされています。
これが何らかの理由、多くは過度のストレスが原因で、ホルモンバランスが崩れて、受け入れてくれる受容体がなくどこで自分(ホルモン)が働くのか分からなく体内で余剰(余った)の男性ホルモンが悪さをすると考えています。
海外などから新しい育毛剤が発売され、これからも発売されていきます。
化学者は、初めから育毛剤を開発するつもりではなく、病気の新薬を開発して、治験者に与えて観察していると髪の毛が生えて、メーカーはこれは使えると言った製品がほとんどなんですね。
ですから、ホルモンに関与する製品は副作用も覚悟をして使わないといけません。飲む育毛剤も同じです。
個人輸入で購入することが出来る製品の中には、粗悪で危険な製品が流出しています。
ですから、私個人はホルモンに関与するような製品は使わない方が安心です。
長い人生で、若いころ中年の頃使った製品が体内の中で、どのように出てくるのか分かりません。
時間は必要ですが、安心で安全な方法をおすすめしています。
女性ホルモンと男性ホルモンのお話に戻ります。
男性型脱毛症を発症した男性の脱毛症、薄毛はDHT(ジヒドロテストステロン)が原因です。
そして、女性が閉経を迎えた場合、一時的にですが、女性ホルモンが極端に低くなるため、相対的に男性ホルモンが優位になって男性ホルモンの影響が強く出る時期があります。
閉経後にはっきりと薄毛が目立ってくるのもこうしたホルモンバランスがひとつの要因です。
でもあきらめることはありませんよ。女性ホルモンの力を上げることを考えていきましょう。