
閉経後の5年間、計約10年間が更年期、女性ホルモンというのは、生理・妊娠・出産だけでなく、生活習慣病やさまざまな不快症状から女性の体を守る大きな力を秘めています。
若い女性は、女性ホルモンの恩恵にあずかり、お肌プルプル、髪はサラサラ、いい女オーラたっぷりでいられるのですが更年期に入ると、女性ホルモンは減る一方です。
40歳前後からあなたを悩ませ始めるプチトラベルや不快症状は、女性ホルモン減少による更年期特有の老化サインとなります。
東洋医学でいう「腎」とは、腎臓や子宮・膀胱を含む腰回りの事です。
腎力が集まる位置、生命力の源ともいわれ、腎力をアップすると女性ホルモンの力をアップします。
ですから、女性の生命力は腎力によって決まると言われています。
腎力とは、腎臓のことではなく、泌尿生殖系・ホルモン系・カルシウム代謝・自律神経・免疫系などを含みます。
このように女性は腰のあたり一帯に集約されている生命エネルギーそのもののことです。
どうですか、この力こそが女性のもうひとつの味方、女性ホルモンの力そのものです。
なんと、女性が一生の間に分泌される女性ホルモンは、ティースプーン一杯程度と、聞いて信じられますか、それが加齢とともに減る一方で、人間の力で増やすことはできません。
しかし、女性ホルモンの力は生活習慣の改善によって力を蓄えることが可能です。
40代になったら
女性ホルモンの減少をスピードを抑え、更年期の訪れをゆるやかにする。
更年期症状を少しでも和らげ、更年期障害になりにくい体を作りましょう。
閉経のタイミングを出来るだけ遅らせる。
閉経後も女性の魅力全開で元気に生きる。
幸せ気分をイメージして、食生活とセルケアで女性の力をしっかり引き上げて下さい。
7歳小児期、14歳で初潮を迎え、思春期。
21歳で女性ホルモン分泌量の成熟期。
28歳、35歳頃から、徐々に更年期が始まります。
42歳、49歳から更年期症状が始まり閉経へと進みます。
56歳から老年期へと入って、生活習慣病を発症しやすくなります。