
めまいは、春になる季節の変わり目に起こりやすいという事です。
それは、検査からも原因が特定できない場合もあると、医師も言っています。
気候による熱くなったり、寒くなったりする温度差と、ストレスから起こることが多く、この場合は漢方薬効果があるといわれています。
これからの予防策としては、体を温める、体を動かすセルフケアがいいです。
その前に医師に聞きましためまいとは、どのような病気なのか、お知らせします。
回転性のめまい(ぐるぐる周囲が回転する)、フワフワする、グラグラするなど、めまいの出方は人によって違い、一時的なめまいでしたら、心配することなく、頻繁に起こる場合のめまいには注意が必要です。
めまいの原因となる病気には、耳に関することが多く、はげしい回転性のめまいが突然起こる、同時に耳鳴りや難聴が起こったら、内耳の膜迷路という部分に水ぶくれが発症するのが「メニエール病」を疑って下さい。
ならびに、片側の耳に突然難聴が起こったら、めまいを伴う症状、突発性難聴の可能性があるといいます。
めまいに加えて「手のしびれ」、まっすぐ立って歩けなくなる「歩行障害」、意識が薄れる、なくなる「意識障害」などが伴うときには、脳梗塞、脳出血、脳腫瘍の可能性があります。
急にろれつが回らない、目がかすむ、激しい頭痛、嘔吐を伴う症状は「危険なめまい」です。
一刻を争い、救急車を呼ぶか、可能なら出来るだけ早く専門病院へ連れて行くことです。
そのためにも、日頃から自宅近くの専門病院を比べておきましょう。
並びに、めまいはうつ病など心の病気からなる場合もあることもお知らせします。
変形性頸椎症(頸椎の変形が原因で起こる、首の痛みや肩こり、背中の痛みなどの症状が起こる病気)という、首の骨が原因で起こる病気が背景にある場合も考えられます。
そして、高血圧や糖尿病、動脈硬化が原因で血流に障害が起こり、めまいの症状を起こすこともあります。
自分の症状を注意深く見て、分からない場合は内科で相談してください。一番いけないことは決めつけることです。
めまいの背景にどのような病気が潜んでいるか、しっかり検査を受けて、特に異常がない場合、不定愁訴のひとつめまい対策を考えましょう。
不定愁訴とは、頭が重い、イライラする、疲労感が取れない、よく眠れないと何となく不安感がつのる、体調が悪いなどの自覚症状を訴えるけれど、検査を受けてもめまいの原因となる病気が見つからない状態です。
めまいもこうした不定愁訴の一種であることが多いといいます。
めまいに対しての治療は、西洋医学なら「めまい止めの薬」、「血液循環を良くする薬」を使用します。
東洋医学では、めまいを「水毒」状態と捉えた治療を行います。
水毒とは漢方用語です。体内に水分が溜まりやすく、代謝が悪い状態をいいます。
この水毒の方は、むくみが起こりやすく、胃の当たりを触診すると消化が悪く、ポチャポチャと音がして、肌がかさかさという具合に体の水分がアンバランスな点が特徴といいます。