
山イモ、里イモ、小豆、大豆製品。
漢方では強精・強壮薬として使われる「ヤマイモ」。例えば、長イモ、里イモ、イチョウイモ(ヤマトイモ)。
自然薯(じねんじょ・ヤマノイモ)などのヌルヌル成分にDHEAが含まれています。
更年期症状や骨粗鬆症予防、コレステロールのコントロールなどに役立ちます。
小豆は特に、体液バランスを整え、血に効く豆としてその薬効も認められています。
DHEAで女性ホルモンの分泌を促し、イソフラボンで女性ホルモンの減少を補って下さいね。
納豆、みそ。
納豆やみそに含まれる多種多様な細菌や酵母が腸内の悪玉菌を抑制する働きがあります。
腸内洗浄がブームになったと思いますが、腸の粘膜には免疫系のシステムの約7割が集中していることや血液は食べ物から腸で作られるという、説明もあることから、免疫力向上と造血作用から体の中から、若返りが期待できますよ。
ぬか漬け、サワークラフト、キムチなどにも酵母・乳酸菌たっぷり。
生みそ、キムチ、ぬか漬けなど酵素の多い食品を食前に食べると、体内消化酵素の無駄遣いが抑えられます。
魚、ナッツ、植物性オイル、海藻。
魚介類や海藻、亜麻仁油、えごま油などの植物性油には、体調を整えるオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれています。
魚はずっと若い体を作るEPA(エイコサペンタ)、DHA(ドコサヘキサエン酸)も含有しています。
さらにオリーブ油やナッツ系にも血液さらさら作用の高い不飽和脂肪酸がたっぷり。
油を選ぶときは、未精製であると、低温圧搾法またはコールドプレス(30度以上の熱をかけていない)とラベルに記載のあるものを選ぶようにして下さい。
サラダ油や健康油などは実は老化を進めるので要注意。
黒ゴマ、黒酢、黒豆。
腎は冷えに弱いので、冷えを緩和し、体を温める作用があるのが黒い食品です。黒はダイレクトに腎に作用する色です。
色が濃いという植物にはポリフェノールが豊富なので、抗酸化作用が高いです。
色の薄い食品と比べて体を温める作用が強力で、よくいう血液をさらさらにします。
黒豆は大豆の中で一番薬効が高く、他の酢は体を冷やす傾向にありますが、黒酢なら冷えを気にしないで食べられます。
その他は、海藻や未精製の食品なども黒色の力が強力です。
体温を上げて解毒作用を高め、基礎代謝を上げながら血流を改善し、血液さらさら作用、血管若返り作用の期待できる食品です。
生姜(しょうが)、にんにく、玉ねぎ、きのこ。
これらの食品は、細胞を若返らせ、基礎代謝を促す食品です。
特に生姜(しょうが)は体温を上げる作用も強く免疫力をアップする効果があります。
きのこにはがんを予防する作用もあるので、意識して食べることにしましょう。
さまざまな食材の組み合わせが合う食品ですので、フルに活用することをおすすめします。