
そのため麦を精製した小麦粉が原料の白いパンよりも、全粒のご飯の方が、ダイエットを実践している方にはおすすめします。
しっかり噛むことで、お腹も満腹になります。
脂肪が効率よく燃焼させるには、たんぱく質、糖質、脂質のほかに、ビタミンやミネラルも欠かせません。
特にビタミンB1は、燃焼パワー(炭水化物などをエネルギーに変える)をスムーズに発揮します。
お米に含まれるビタミンやミネラル、食物繊維などは、精製すればするほど取り除かれてしまうので、出来るだけ精製されていないものを選びましょう。
白米より発芽玄米を、上白糖より黒糖を、パンは雑穀パンや胚芽のパンなどを、白より茶色と覚えておくと良いです。
カルボナーラ(クリーム系)が、きのこのトマトソースパスタ(トマト系)。
ちょっと脂質の量に注意して選んで下さいね。
クリーム系がお好みの女性にお知らせします。乳製品は、高脂質です。
カルボナーラの脂質、生クリーム、ベーコン、チーズは、いずれも動物性の脂質がたっぷりです。
肉の脂や食用油の量には注意をしても、知らないうちに摂り過ぎてしまっているのが、乳製品に含まれる脂質なのです。
特に女性が好むチーズ、バター、生クリームなどの乳製品は、脂質がカロリーオーバーしがち。
パスタでしたら、カルボナーラより、きのこのトマトソースパスタを選ぶのが賢い選択です。
トマトからビタミンを摂れます。トマトの効用として、胃腸の消化不良、慢性下痢、心臓病、低血圧、貧血、血液浄化。
ビタミンとミネラルはカリウム、銅、マンガン、亜鉛を含みます。
ビタミンCはビニール栽培のものは、露地栽培のものより半分以下なので、栄養の点や味の点からも露地栽培がおすすめします。
トマトに含まれる酵素は脂肪の消化を助けると言われますが、肉の消化を助けるので、胃腸の弱い人には最適の食品になります。
ミックスピザには、チーズはたんぱく質が多いのですが、脂質も多い。
糖質を抑えるため、生地は薄いクリスピータイプを。
オムライスは、ご飯を油(バター)で炒めているので、高脂質、糖質もオーバーがちで塩分が高いケチャップにもご注意。
ひとつは、脂の少ない食材を選び、赤身の肉や魚なら、低脂質です。
豚肉なら、バラよりもロース、ロースよりヒレ。
魚なら、脂ののったブリやさんまよりも、たら(鱈)などの白身魚の方が低脂質です。
ベーコンやソーセージなどの加工品は脂質量がグーンとアップします。
もうひとつは、サラダ油やバターなど、調理のときの油の量を減らすことです。
揚げ物はなるべく避けたいところですが、どうしても食べたいなら、衣が油を吸収するので、フライや天ぷらよりも、唐揚げや素揚げがよいです。
一口カツ3個よりも、トンカツ1枚にするなど、同じ食材でもトータルの衣の量が少ない方を選択しましょう。
盲点なのが、南蛮漬けや酢豚など、調理中に一度揚げている料理です。
衣におおわれた天ぷらよりも、かたくり粉をまぶしただけの唐揚げが良いです。
天ぷらに良く使われるなすやしいたけなどは、食材そのものが油を吸収しやすいため、野菜だからといってヘルシーとは言えません。
えびやイカなどの魚介類の方をおすすめします。
食べ応えのある鶏肉よりも、淡泊な白身魚の方が食材そのものは低脂質。
チキンバーガーよりも、フィッシュバーガーの方がヘルシーに思えますが、フィッシュバーガーに使われているのはフライです。
揚げてあるので脂質量は高くなります。
まぐろの赤身は、低脂質、高たんぱくの優等生です。イカや貝類なども丸です。
いわしやさばなどの青魚には、DHAやEPAなど体に良い脂が含まれます。
酢飯のお酢には、クエン酸回路の働きを活発にして、基礎代謝を良くしてくれる働きもあります。
バターや生クリームを使う洋菓子より、和菓子がおすすめですが、和菓子でも油で揚げてあるおかきなどは避けましょう。
小腹が空いたら、ビタミンやミネラルが豊富なナッツなどを、少量だけつまみましょう。
洋菓子のスポンジやクリームには、脂質と糖質の両方がたくさん含まれます。
よって大福を選ぶならこしあんよりも、栄養価の高い粒あんを、粒あんの小豆の皮には食物繊維やポリフェノールが含まれています。