薄毛脱毛と円形脱毛症とは仕組みの違いとは
薄毛、脱毛症は、男性ホルモンの影響で毛の性質が変化して、毛髪の生え替わりがうまくいかずに徐々に薄くなっていきます。
円形脱毛症は、正常に成長していた毛髪の一部が突然抜けると言った違いがあります。
円形脱毛症は、かゆみや痛みといった自覚症状がなく本人のしらないうちに進行していきます。
円形脱毛症は「毛が抜けるだけ」で、体にはなんの変調もみられないので、そのまま放置する例が多いです。
多発性の円形脱毛症になると発毛がみられる一方で脱毛もします。周期的に脱毛が起こるようになります。
再発を繰り返すたびに「精神的にひずみ」も大きくなりますます。
ストレスをうけやすく心身の疲労感が強くなっていきます。
円形脱毛症は、尋常性と難治性（アトピー体質ほかの合併症を併発している例の場合は注意）があります。
毛髪が抜けること自体ショック
早く処理をしたいという思いでさまざまな療法にすがりがちです。
円形脱毛症の場合は過激な治療行為をしすぎないよう注意しなければなりません。
脱毛症か円形か他の脱毛症か、皮膚科専門医の診察を受け判断をもらい、円形脱毛症なら自分の症状をしっかり認識して、根気よく治療を続けることです。
脱毛症は外見的な問題が非常に大きいです
対人関係などで心理的に大変な悩みとなります。
ストレスが原因のひとつなら、これは生活環境を変えていかなくてはいません。
精神的な悩みごとや心配ごとなど将来のため、心の医療的・心理的援助、専門的な手続きに基づく相談が必要です。
円形脱毛症の治療が保健医療で限界があるのは、対処療法しかできないためです。
ほかにいい薬とか、いい医者などを探し回ったりして治りにくくし再発率も30％以上と高くなります。
根本的に改善するためには対処療法に合わせて心の医療的・心理的援助を受けてください。
再発を繰り返したり治らないからとあきらめたりしないでください。
ストレスは、頭皮や毛髪に次のような影響が出ます
● 血行が悪くなり滞る。（うっ血、古血の滞り）
● 頭皮が緊張して固くなる。
● 皮脂の分泌が多くなる。
● 神経系への影響。
● 胃腸など内臓への影響し、それが毛髪の育成に悪影響。
ストレス性の円形脱毛症
ストレスが解消すると、自然治癒もあります。
ストレスと上手に付き合うことが大切です。
簡単にストレスをなくせばいいというわけにはいきません。
社会ではさまざまなストレスにさらさられ、私たちは生きています。
仕事上のストレスがあるからといって別の仕事につけばいいといった単純なものではありません。
ストレスには悪いと、心の中に思い描くことがありますが、善玉ストレスといって、その人の原動力になるようなストレスもあるのです。
人間には何かをしなくてはという、ある程度の精神的圧力がないと動こうとしないものです。
これもストレス、要はこれを原動力とすることができるかということです。
上手な人は、さまざまなストレスを逆に利用して、それを乗り越えようとすることで、活動力としているのです。
髪の毛そのものについてもいえること。
薄くなってきたことを気に病んで、絶望的になることが、また、髪を抜けさせます。
あまり考え込んでしまわずに、おおらかな気持で、髪の毛についても考えるようにしてほしいと思います。
それぞれもって生まれた性格というものもあり、ためやすい人、残しやすい人、その人なりのストレス解消法を見つけていただきたいのです。
何事にものめり込んでしまうことはありませんか
視野が狭くなってしまいます。
仕事に追われ続けて、いつの間にか身体にストレスを溜めてしまって、生活習慣病になってしまったという人も多いのです。
やりすぎがあるようです。
食べ過ぎ・飲み過ぎ・運動のし過ぎ・働き過ぎ、健康や美容のために、食事の量や種類を制限のやり過ぎといろいろあるようです。
こうしたことが重なって、身体だけでなく、髪の毛にも大きな負担がかけているのです。
趣味を楽しんだり、仕事以外にも生きがいを見つけたりして落ち着いたゆっくりとした生活を大切にする時代になっていると思います。
生活習慣で決まっているのも自然と夜行型に移動して、不規則な生活になりがちです。
睡眠不足になりがちで、身体に負担をかけています。心と身体の鏡である髪の毛に影響が出ているのです。
健康のために、生活の周期的に反復・循環する動きを守るようにする質の良い睡眠を取るようにするだけで、ずいぶんとストレスを解消できるはずです。
食生活でも、少しでも偏りがない献立を心がけてほしいものです。
