月経になるとお腹が張って痛い、体調が悪くなる
子どもがほしいのになかなか赤ちゃんができないのも、もしかするとそのせい、そんなふうに考える女性も多いのではないでしょうか。
ただ、月経にまつわる不安や心配を抱えていても、内診があるから婦人科には、行きたくない、以前に婦人科診てもらったときには、とくに問題がなかった、だから、多少、月経痛がひどくても大丈夫だろうと、月経痛がひどくても大丈夫だろうと、気にしながらそのままにしている方もいらっしゃるでしょう。
月経はどれくらいなら正常
月経とは、妊娠に関わるメカニズムのひとつです。
ふつう排卵が一定だと、月経周期も一定になりますが、排卵に問題があったり、卵巣や子宮に病気があったりすると、月経の周期や量が変わってきます。
標準的な月経
- 月経周期は、25〜28日
- 月経機関は、3〜7日
- 月経時の出血量は、50〜100ml
多いときで2時間に1回ナプキンを交換するぐらいの量までなら正常。
皆さんの中には、3日で月経が終わってしまう方、月経のサイクルが25日くらいの方も、40日ぐらいの方もいるでしょう。
月経は人によってまちまちです。ほかの人と比較することもあまりできません。
標準からはみ出してしまっている方は、子宮内膜症や子宮筋腫に限らず、何らかの病気であるかもしれません。
一度、婦人科の受診をおすすめします。
婦人科で診てもらう
初診では、症状はもちろん、月経のこと、アレルギーにこと、場合によっては、生活環境や家庭環境についても聞かれます。
これらは診察だけでなく、医師が薬を処方するときの大きな目安になるものです。
緊張して普段通りに答えられないという方もいらっしゃいます。
突然、医師から聞かれても、すぐには思い出せないような、内容もあるかもしれません。
ぜひ、婦人科に行く前に質問を想定し、その答えをメモしておくと、診察がスムーズにすすみます。
症状については
いつごろから(期間)、どのくらいの頻度で、どの程度の症状なのか、ということをできるだけ具体的に話すことが大切です。
例えば、月経痛なら「月経が始った翌日から起こり、じっとしていられず、市販の○○○という痛み止めを1日に何錠飲んでいます。
痛みは、下腹部がズキズキするような感じで、ときどきめまいが起こり、くらくらすることも」という感じです。
受診当日は一応、内診をする前提で準備してください。
服装も、そのまま内診台に上がれるスカートが楽です。
内診をしたときに、出血をする可能性があります。
大抵は、病院に置いてありますが、ご自身がいつも使っているナプキンが馴染みもよいので、用意して置くといいです。
直前のトイレを済ませることも、忘れないでください。
膀胱に尿がたくさん溜まっていると、診察がしにくいためです。
腹部超音波検査をするときは、尿を溜める必要があります。
月経中でも診察はできます。嫌なら率直に、今日は生理なので内診は、しないでほしいと、伝えてください。